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うがい薬の比較(ポピドンヨードとアズレン)
2020.8.5 学びを伝える 加茂店 加茂店のページへ移動する
作用の違いまとめ
ポピドンヨードのうがい薬は、「殺菌消毒作用」を示すため、予防的なうがいから、実際にのどの痛みがある場合にも使用されます。
一方で、アズレンのうがい液は、消毒薬とは異なり、「抗炎症作用」をもち、実際に炎症を起こしている場合に効果が期待できます。
ポピドンヨードは、予防として。殺菌消毒作用に期待。
アズレンは、対処として。抗炎症作用に期待。
ポピドンヨードのうがい薬
ポピドンヨードは、ヨウ素を酸化させた成分で、ヨウ素を緩やかに遊離することで、殺菌消毒作用を示します。
うがい薬としてだけではなく、手指の殺菌や傷の消毒薬としても殺菌力の高さと安全性の面で幅広く使用されている成分です。様々な細菌に対して殺菌効果があることに加え、ウイルスに対しても不活化させる(本来の働きを失わせる)効果が期待できます。
効能効果
咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防、口腔内の消毒
アズレンスルホン酸ナトリウムのうがい薬
アズレンスルホン酸ナトリウムは、抗炎症(炎症を鎮める)効果があり、腫れや痛みなどを和らげる作用があります。のどや口内に炎症を起こしている場合などに用いられます。
また、アズレンとよばれる成分は軟膏の塗り薬としてもお薬があり、抗炎症作用により、患部の炎症を和らげ、傷の治りを良くする効果があります。
効能効果
咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷
木津川市加茂町 ドラッグストア木のうた加茂店