木のうたを知る

私たちのおもい

木のうたの10年ビジョン

深める、やめる、そして始める。
会社の四季がいつまでも巡る会社

10年ビジョンへ向かう道筋

木のうたの進むべき基本方向
「ちゃんとしてくれる会社」

現在の日本では、ドラッグストア・調剤薬局の店舗数は充足し、国民は日常生活に必要な医薬品や処方箋を不自由なく手に入れることが出来るようになり、社会インフラは整いました。またドラッグストアの上位10社での市場占有率が50%を超える状況の中で、今、木のうたに求められていることを考えます。

仕組みの構築により社会インフラを担う大企業と、知識と技術の専門性に特化した個人店と明確に違う木のうたの進むべき道は「人が育つ」企業であるということです。

地域の中堅企業として木のうたに求められていることは、これからの時代を担う人間を育てるための‘頼れる学校’の役割であることを自覚し、働くことを通した全人格的な成長を基礎に、地域とお客様との良好な顧客体験、つまり木のうたは「ちゃんとしてくれる。」会社として、地域に付加価値を生み出すことが私たちの方向性です。

経営理念

木のうたは、こんなおもいで仕事をしています

木のうたの理念

(1)我々は、地域の人々の命と健康を守り、生活を豊かにしていくことを社会的責務とします

(2)我々は、互いの持ち味を生かし働くことを通して社会のお役に立つことで、ゆとりと豊かな暮らしを味わえ、
   
人間的成長が図れる職場づくりをめざします。

(3)我々は、経済社会環境を先取りし、業界の革新に向けてチャレンジします。

『アテにし、アテにされる』関係

お客様と、そして共に働く仲間と、そして家族と『アテにし、アテにされる』関係を創ることができる人間を目指して共に成長したいというのが木のうたの願いであり、理念です。

仕事とプライベートの間で人生のバランスを取るのではなく、仕事も100%、プライベートも100%を目指すことで自らの器を広げ、人生を豊かにしていきたい。
木のうたという会社は「働いている人そのもの」です。

また、国内99.7%を占める内需型産業の一員として、地域の人々へのお役立ちを通して地域の雇用維持と暮らしを成り立たせ、そして地域の購買力の維持に貢献します。

生涯教育の場として、KINOUTA ‘NUT’s(KINOUTA社員)のエンプロイアビリティ(会社の経営理念を共有し地域社会に貢献できる人間として、共同体KINOUTAからアテにされうる力)および地域の子どもさんたちへの、働くことの意義の啓蒙をとおした将来のエンプロイアビリティの増強支援、地域の文化、環境問題への取組み等、そして地域の他企業との連携をとおして共に優れた企業に成長することをめざしています。

木のうたは、1907年に奈良の元興寺で薬局として始まりました。その後奈良三条通へと移転し、小林薬局として営業。1984年に社名を「ファーマシー木のうた」として、ドラッグストアへと成長し、健康相談、ベビー&マタニティーを中心として、現在も世の中の変化に応じてお役立ちできるよう成長を続けています。経営理念は、科学性・社会性・人間性に立脚した、創業から現在までの歩みの中から生まれた考え方と、実践からの教訓に基づいた経営の「魂(たましい)」であり、木のうたの活動全般にわたっての基本・根本となるものです。地域社会のお役に立ち続けるために同じ念(おも)いをもつ人間集団として木のうたのあるべき姿、存在価値を示す目的理念である「経営理念」と、それを実現するための共通の基本姿勢を明文化した「KINOUTA MIND(マインド)」(行動理念)、木のうたで働き輝く私たちKINOUTA ‘NUT’s(ナッツ)一人一人が実践する企業倫理、行動基準としてKINOUTA ATTITUDEを明文化しています。経営理念は1996年に制定されました。

KINOUTA MIND

木のうたの行動理念

1.お客様とともに

薬局は健康で美しくあり続けたい。
幸せに豊かに暮らしたいという人間の願いをかなえるきわめて人間らしい仕事です。
木のうたは歩きながら変化し続けます。
地域の人々が良い健康習慣を続けるこための環境の一つであるために、専門知識と技術を地域を代表して学び、お客様の夢や希望を引き出し、勇気づけ、人が本来持っている
素晴らしい生きる力を湧き出させることで、地域の人々の主体的で健康な、豊かな生活習慣にきわめて感じの良い身内の思いやりの心で寄り添います。

2.お取引先様とともに

KINOUTAは「お客様の視点」に立ち続けるとともに、もの創りに想いをもち適正規模の販売を追求する企業との取引を尊重します。
創り手の想いをお客様に届けることの出来る知識と技術と人間力のある社員集団であるための学びを誰にも負けない質と量で行い、三方よしの取引の柱を創り、相乗効果をつくりだすこの出来る共栄の関係を築きます。

3.KINOUTA ‘NUT’ s とともに

働く一人一人が健康で、ゆとりと豊かさが味わえ、人と心温かく通じ合い、働くことに燃え、苦しみ、感動し、何かを残し、何かを伝え、自らを育て、変化させ続けることで、自分が人間として成長していると実感でき、人のため、世の中の役に立つ。
「ないものねだり」ではなく「あること探し」をして、人と自分の人生に感謝出来る。
アテにして、そしてアテにされる関係づくりを目指している人間のチームです。

4.地域社会とともに

KINOUTAは地域社会を構成する企業市民として、100年後の子供たちに地域社会の健康で豊かな環境と、生活文化、経済環境、雇用環境、共育環境、自然環境をより良い形で繋ぎたい。医療、福祉、行政、そして地域の人々と共に地域をつくることの出来る力のある会社になります。

KINOUTA ATTITUDE

木のうたの企業倫理・行動規準

1.お客様と共に

1.安心・安全をお届けします

私たちは、営業活動に関わるすべてにおいて、お客様に安心・安全をお届けすることを何よりも大切なことと考えます。
安全性に疑問が生じた場合は、正しい事実関係を調査し、迅速に対応します。

2.身内の思いやりの心で寄り添います

KINOUTAは薬局から始まりました。でも薬を売っているのではありません。
地域の皆様の健康にお役立ちすることで、喜んで頂きたいと思います。
私たちは商品・技術・サービスに情報と心を添えてご提供します。
KINOUTAはサービス業であり続けます。
KINOUTAのどの店舗にお出でくださっても、身嗜みがよく、やさしく親切で礼儀正しいKINOUTA NUTがおもてなしいたします。

「今日も行こう木のうたへ」
そう思っていただけるように、私たちKINOUTA NUTは、日々トレーニングと勉学に励み、自己研鑽し皆様をお迎えします。

ようこそ、木のうたへ

3.説明責任を果たします

私たちは、お客様にお役立ちの情報を適切に提供し、説明責任を果たします。お客様が商品やサービスをお選びになる際の判断基準となるように、理解しやすく正確な表示をします。

4.お客様との約束を守ります

私たちは、公正で創造的な広告活動を行います。そしてお客様との約束を守ります。
お客様からのお声については、誠実に対応します。商品やサービスに不都合がある場合は迅速に対応します。

5.木のうたは「ちゃんとしてくれる」

私たちは、地域とお客様との良好な顧客体験と確かな商品を通して、地域に付加価値を生み出すことが私たちの方向性です。

6.KINOUTAのブランド価値を高めることに努力します

世の中のお役に立ち続けるために学ぶことで自ら変化し続け、お客様の信頼にこたえ、地域の健康習慣の環境であることに努めます。

2.お取引先様とともに

1.私たちはあいさつをします

KINOUTAは様々な方々の協力と支援の基盤の上に、世の中のお役立ちを行うことで社会に存在価値を認められています。
全てのお取引先様に対して、KINOUTAの文化と心を通してトレーニングを積んだ、アピアランス(身嗜み)のよいKINOUTA NUTSが誠意ある対応をいたします。

2.おもいをお客様に届けます

もの創りにおもいをもち適正規模の販売を追求する企業との取引を尊重します。
私たちは創り手の想いをお客様に届けることの出来る知識と技術と人間力を磨き、故郷と互いの永続的な発展を目指します。

3.共栄の柱づくりに取り組みます

三方よしの永続的な取引を行うために、地域へ相乗効果を持って貢献できる取引の柱づくりに取り組みます。

4.安心・安全を求めます

「お客様の視点」を取引先と共有します。
商品やサービスについて安心・安全および信頼感に少しでも疑問がある場合は、協力して事実関係を調査し、迅速で誠実な対応をします。

5.節度ある関係を築きます

私たちは地域の人々の命と健康を守り、生活を豊かにしていくという社会貢献を通して、自らの幸せを目指します。
お取引先様との信頼関係を、お客様へのサービスと、商品の品質向上と、より価値ある価格の実現によって構築し、私的な金品の授受や接待を受けることはありません。
全てをお客様のサービスに還元します。

6.市場ルールを遵守します

KINOUTAは市場での競争においても、社会のお役に立つことでのみ企業の存在意義を樹立します。
市場のルールを遵守し、情報収集においても正当な手段・方法によって行います。

3.KINOUTA ‘NUT’ sとともに

1.ようこそ木のうたへ

働くとは学ぶこと、人間になり続けることといわれます。
世の中のお役に立つことで自らも幸せになるために、主体者である社員一人一人が常に自らの努力目標を定め、自らを育て、変化させ、「働くために生きる」KINOTA ‘NUT’sを学びの場を通して応援します。
そして能力を発揮するための機会を均等に提供します。同時に成果と実力に基づいた正当な評価を行い、公平な処遇をします。

お役立ち = まわりに喜んで頂いているものの分量

報酬   = その結果として自分たちが受け取るものの分量
       ① 働く権利・給与・福利厚生等
       ② 人間的成長の図れる職場
       ③ そしてよりやりがいのある仕事

この最大化の実現を目指し、共に過ごした時間に感謝し合えるパートナーとして、木のうたを次の世代に繋げたいと思える会社をつくります。

2.健康で安全な職場作りをめざします

KINOUTAは、経営理念を共有し、皆で協力して社会のお役に立つために働くチームワークの世界です。
労働基準法などの労働法令を遵守し、就業規則をはじめとする社内の規則および規律を守ります。
清潔で健康的な職場環境を維持増進するため、職場環境に関連する法令を守ります。
地域の人々の命と健康を守る医療人として、自らの健康管理を行います。
KINOUTAでは喫煙が地域と健康に及ぼす害を考え、社会に対しては禁煙活動を推進し、KINOUTA内では禁煙とします

3.情報を適切に管理します

私たちは、仕事上で知った情報について適切に管理します。
機密情報については、第三者への漏洩が無いように管理し、仕事目的以外での使用を行いません。
また外部からの不正な情報収集に対しては、適切な保護に努力します。
全ての会社情報や設備を私的に利用することはありません。(漏洩:ろうえい 正しくはろうせつ)

4.KINOUTAは文化をはぐくみます

私たち一人一人の行動がKINOUTAの文化を創っています。私たちが話す言葉の一つひとつ、行動の一つ一つが文化なのです。
私たちは公使のけじめを守り、良識ある行動を心がけます。
社内での私語は慎みます。私生活でも地域の人々の健康のよりどころであることを自覚し、よき市民として行動します。
お客様や、お取引先様などがKINOTA ‘NUT’sと接するとき、そこにKINOUTAの心をみます。
人権を尊重し、差別のない職場をつくります。
一人一人が共に働くKINOTA ‘NUT’sの声に耳をすまし、お互いを尊重します。
宗教・政治活動については、すべての人の信条を尊重するために、職場内での一切の活動を慎みます。
特定の政党や立候補者に対しての支援は行いません。

4.地域社会とともに

1.法令を守って

私たちは、国内外の全ての法令を守るとともに、国際法を尊重します。
自国だけでなく、外国や地域など固有の歴史、文化そして習慣を尊重します。
また反社会的な人々に対しては、一切の利益を与えません。
反社会的行為や要求に対しては、速やかに行政と連携して、健全な地域社会が形成されるように行動します。

2.地域環境の保全に努めます

私たちは、常に環境に配慮し、KINOUTAが行い扱う全ての事業や商品及びサービスが出来る限り地球環境に負荷をあたえないように常に考えます。 地球環境を視野に、地域とともに出来ることを考えます。

3.社会と積極的に関わります

健全な地域社会の形成のために、地域の教育機関で学ぶ人々と職場体験学習を通して共に学ばせていただいております。
KINOUTAはKINOUTAの企業文化にふさわしくない企画や行動、違法または非倫理的な活動に対しては、一切の支援を行いません。
KINOUTAは社会人として労働を通して共に学び、人を幸せに出来る能力を持った自分を育て、人を幸せにした分、自己も幸せになる自分の存在の意味への意思を持ち続ける人々の自己育成活動を積極的に支援します。
また災害発生時には、人命救助を最優先に、自らの安全を確保し、行政やNPOなどと協力して、地域社会を守ります。

4.地域循環型経済に参加します

KINOUTAは1907年の創業以来、地域の人々の生活に密着して成長させて頂いています。
地域に根ざした地域中核企業として、「地域の利益」に貢献します。
我々は環境問題・食料問題、エネルギー問題、ケア(相互扶助)そして、地域の雇用を担う地域中核企業の観点から自立した持続可能な地域循環型の経済活動に参加し、地域の企業と連携を深めることにより、顔の見える健全な地域社会の形成を目指します。
社員は、共通の目的である経営理念を共有して歩むパートナーです。
我々社員は、趣味も性格も、家族も全てが異なる個性です。
しかし、ただひとつ、共通するものがあります。
それは、我々が社会性のある存在として共に働き学び合うことの意味である、経営理念を共有し、その経営理念を実践し、体現することを通して自己実現への道をこの場所でここにいる仲間と共に歩くことを決めた人間の集まりであるということです。
つまりこの人生観と仕事観を一致させるという点において、我々は、共に同じKINOUTAの旗の下に社員として存在する意味があります。
このことが、私達がパートナーであることの意味なのです