店長 Tさん2006年入社

あなたのことを教えてください

具体的に仕事の内容を教えてください

店長としての仕事といいますと、シフトの作成、勤務が回るようにするというのと、売り場の作成ですね。シーズンごとに、例えばこの時期だと殺虫剤だとかの売り場の作成をしたり、レバコールをいかにお客様に提案できるか、私自身も提案するんですが、レジ係の方とかが、どのようにして提案できるかとかを指導することが主な仕事の一つです。

仕事の中でこれは悔しかったなということを教えてください

店長 Tさん

嬉しいことのほうが多いかなと思うんですけど、悔しいこととなると、私が店長としてやっていて、新しく入った仲間が、やめていく時ですね。
どうしても家庭の事情などでやめていく方がいるんですけど、いくらかは私の責任があるんです。もっとちゃんとしていればやめなかったかもしれないとか、そういうところがせっかく縁があって仕事一緒にさせてもらっていたのに、やめさせてしまったというのは、悔しいと思いますね。

これは本当に嬉しかったなということをお教えください

風邪薬の前で悩んでいる方とかおられますよね。どれが良いやろと思ってはるやろなと思ったら「どうしましたか?」とお声がけをするようにしています。その時も、病気のためにおくすりをお買いになられて、その時にレバコールで飲んでくださいよと提案しました。そうしたら一週間後またこられて、「兄ちゃんこの前のめっちゃ良かった、最高やわ」と言っていただいたんです。やっぱり嬉しいですよね。自分がおすすめできた物に対して、すごくよろこんでいただけると本当に嬉しく思います。

木のうたに入社を決めた決定打は何ですか

まず、木のうたの面接を受けさせていただいた理由は、前職には夜勤があったので、子供との接点がなくて、このままで良いのかなと悩んでいて、転職を考えたんですけど、まず夜勤がないというところで木のうたの面接に申し込みました。
社長に面接していただいて、お話させていただく上で、まず「地域の方の命と健康を守るという前提でやっている、お客様第一だよ」と話していただいたことが印象に残っています。前の職場ではそういう感じじゃなくて、そこにも嫌気が差しているところでもあったので、この木のうたって私と考え方が合うな、同じ方向を向けるかもしれないな、というのが最終的な決定打でした。

退職までに必ず成し遂げたいことを具体的におしえてください

定年の年齢が変わらなければ、あと15年この会社に勤めさせていただくことになります。入社して12年なので、同じくらいあるんですが、木のうたって100数年続いている企業ですので、私がやめるまでではなくて、この先木のうたが続いていく上で、50年、100年まだ続けれるような土台を作らなければな、という事は考えています。
それには、「何が良いのか」ということを考えていくと、やはりドラッグストアも飽和状態なので、その中で「他社と競合しない、うちの強み」をどれだけ作れて、お客様に繋いでいくか、それをしっかりと永遠につなげていかないと考えています。
ご年配の方がこられても、お孫さんを連れてこられるということも多く、塗り絵を企画したり、子供さん世代にも楽しんで来ていただけるように取り組んでいます。買い物にこられる方以外でも、ここにお茶飲みにこられる方とかもおられるので、憩いの場としても、使ってもらいたいです。社長がよく言われてるんですけど、井戸端会議したはる店って良いよねって言うんです。そういうふうに地域の方が使ってくださる場所ってなかなかないよなと思います。

木のうたについて教えてください

木のうたのここを見て欲しいベスト3を教えてください

①お店のスタッフ
まずは、接客・笑顔というか、馴れ馴れしさというか、本当に街角薬局のようなお客様との接し方ができるお店だと思います。
例えば、薬のことだけじゃなくて例えば、普段は発泡酒を買われてるお客様がビールを買われました。「どうしたんですか?親戚でもきはるんですか?」こんなことを聞いたりできるといいんですけどね。プライベートに入り込むという言い方はおかしいですけど、そうできたらなと思います。そんな、何かきっと良いことがあったんだろうなと言うことを聞ける店は木のうたかなと思います。

②ワクワク商品
2番めは、ワクワク商品という、おそらく他のチェーンのドラッグストアでは入り口においてるんですけど、高いこだわったかき氷シロップとかやらないといけないですよね。やはり奈良県産だったりとか、お客様の健康のことを考えたちょっと違う商品を、なかなか大手のドラッグストアじゃできないことをしているところです。
他社だとなかなか販売できない商品を売っているので、品揃えを見てほしいなと思います。ここ1ヶ月2ヶ月は私とレジ担当の方といろいろポップを書いています。「私も飲んでるので聞いてほしい。みゆきを探して聞いてね」という、遊び心というか、みゆきって誰やねんっていうものとか、お菓子のところに「良いの見つけた!」みたいな、遊び心があるポップです。商品のアピールは、○○を使っていて体にいいですよとかいうものより、興味を引くようなものを作っています。「この列はどんなポップを使ってるんやろうな?」と思いながら、いつもとは全然違う列に入ってみてください。

③独自性のあるお店
3つ目は木のうたはチェーン店なんですけど、店の独自性を結構認めていただける企業かなと思います。
同じ売場でもポップの付け方だったりとか、本部からの指示でも地域に合わないと思えば、店長が勝手に変えて良いんです。ですので、店独特の作りというか、レイアウトが違います。地域によって、売れる商品も違います。うちはアタックがよく売れるけど、他のお店はニュービーズが売れるとか、年齢層だったりいろいろなもので変わるんですけど、「ここのお店はこれが売れるからこれを頑張って売りましょう」とか、うちの店では全く選ばれないものもあったりするので、その選ばれない商品を一生懸命並べても仕方がないので、違うものに変えるということができます。ぜひその店の独自性を見てもらいたいですね。

あなたにとって「元気にする!」とは会社・お店・仕事のどの部分ですか

元気にするのはスタッフが元気になれば、そのスタッフが接客したお客様も元気になると思うんですよね。さらにその方が帰ったら、その方の家族が元気になると思います。笑顔って伝染するので、なんでどんどんと。一人が笑顔になれば、それってきっと伝染すると思うんです。そうなると泉原店がある地域全体が元気に笑顔になっていくんじゃないかなと思っています。
なのでまず元気にするのは自分ですよね。自分が元気になれば他の人がそうなっていくでしょうし、伝染していくんじゃないかなと思っています。朝礼を毎朝してるんですが、朝礼のときとか挨拶のときとかハイタッチするんですよ。ちょっとしたすれ違うときも「イエーイ」みたいな。お客様がおられても関係なくやるので、ちょっとしたことで沈んでる気持ちも上がってくるんです。そういうのは大事かなと思っています。

あなたにとって「挑戦する」とは会社・お店・仕事のどの部分ですか

店長 Tさん

挑戦するはなかなか自分自身が挑戦できてるのかは難しいんですけど、私接客業嫌いなんですよ。もともと人が大嫌いで、一番最初は牧場で働いてたんです。そこで挫折して、そこから接客業させてもらっているんですけど、一番キライなことをやることで自分自身が成長するんじゃないかなと思うんですよ。ですので、日に挑戦といえば挑戦なんですけど、やっぱり接客って「この人にこう言ったからあの人にもこういう」って絶対成功しないんですよ。そこは日々挑戦し続けているのかなとは感じます。
もともと、人が怖かったんだろうなと思います。この人これしたらきっと怒るだろうなという、先読みじゃないですけど、こうしたら人が笑って買えるんじゃないかとか考えながら接客しているというところがありました。実は朝礼のハイタッチとか挨拶は、大嫌いだったんですよ。自分を奮い立たさないとできないんですけど、私はやらないと元気にならないと思うので、自分を変えれるかというところですね。ご自身から変わるということを大切にしています。
朝礼をやるについても、うちは元気朝礼っていうジャンプしたりとかするんですけど、スタッフの中にも、抵抗される方がいるんですよね。そこで、なぜそれをするかっていうのが大事だと思うんで、具体的に「この動作をこうすることによってこういう意味があるんだよ」というのはしっかりと伝えてね、ついてきてくださる方だけを巻き込んで、気づけばやってない人が仲間はずれになってくるんで、やらざるを得ない状況になっているという感じはあります。自分も最後の方は、「いいんやな」と思ったので、私がしっかり伝えれば理解してくれると思います。

あなたにとって「学びを伝える」とは会社・お店・仕事のどの部分ですか

やはり、やるべきことの理由がわかれば、人間ってやれると思うんです。
けど、木のうたの考え方としては、「わからなくてもやってみようよ」というところがあるので、「やっていくうちで、何かが見えてくる、わかってくる」ということが私もいっぱいありました。ですので、理解してなくてもやれば見えてくる、ということも多いと思います。やったことからの気付きで、最初はいやいややってはったことでも、こういう意味かなってその人なりに考えてくださったら、それすごいやんって褒めてあえるし、学んだことって私直接言葉で言わないんですよ、気づくことが重要なので。相手に答えを言わせたいんで、なんとなくなんとなく誘導して、そんな感じの伝え方をしてあげるようにしてます。
言われても忘れるんですけど、自分で考えて出した答えは残ってるんで、次の後輩にも伝えてもらえるのかなって、そういうのは大事かなと思います。

木のうたのこれだけはお客さんに
伝えたいこと

店長 Tさん

木のうたはお客様を裏切ったりはしないので、頼ってこられたりすれば最後までとことん付き合わせてもらうので、その日の一日の仕事ができなくても構わないと上司から言われてますので、とことん付き合います。それだけお客様とコミュニケーションというかお店を離れてプライベートでも付き合えるということかなと。街であっても声かけてもらえるぐらい親しくとは思っています。来てさえいただければ、絶対明るく対する自信はあるので、落ち込んでるときほど木のうたに来てほしいなと思います。

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